ゴーストハント熱、再発

文庫版のゴーストハント(以下、GH)を読み始めたら、GH熱が再発してしまった。

映画の『来る』がTwitterで話題になっていたのもあると思う。
霊能者が何人も?出てくると聞いてGHを連想してしまった。
『来る』のついででみんなGH読んでくれないかな……と密かに思ったりもしたものだ。
いや、私自身は映像系ホラーへの苦手意識があって、映画見ていないんですけども。

ともかく、昨日職場の人から言われるまで気が付かなかったこの3連休はGHを満喫したい。

以下、話す相手はいないが、読後発散したい思いをただ書き散らしている。

今回は主に1〜3巻の話題。

 

※これ以降、作品の内容に触れている可能性があります。
作品未読・今後読む予定のある方は作品を読んでからこの先を見ることをおすすめします。

  

 

私が読んだことがあるのは以下のゴーストハントだ。

ホワイトハートの悪夢の棲む家は、実家に住んでいた頃図書館で取り寄せてもらって読めた。
気軽に読み直せないのが辛い……

角川文庫で7巻まで出してくれるようだが、悪夢の棲む家も一緒に出してくれないだろうか……
出版社の問題なんだろうか……それとも小野主上が出したがっていないのだろうか……
いなだ詩穂さんによる漫画版もとても好きですが、小説でも読みたいです……

 

ところで2010年以降にファンになった人はどうやったら悪霊シリーズ読めますか?????

 

入手困難すぎる。コミカライズは悪霊シリーズをもとに描かれているので、新版に登場する人は話の都合上消えてしまったのか新版で初登場なのかがわからない。
コミカライズだけでも十分面白いし怖いのですが、新版読むとやはりじわじわ這い寄るような恐怖感に襲われる。

 

たとえば、『人形の檻』。

『人形の檻』で、新版には曾根さんが登場するけども漫画版ではいない。
この人が犯人じゃないかと思わせるミスリードな感じもあったが、家の過去が明らかになっていくシーンは曾根さんが話したからこそより「それっぽい」話だと感じた。実際に近くに住んでいたからこそリアリティが増したというべきか。うまく言語化できていないのだけど。
この人は悪霊シリーズにはいなかったんでしょうか……お手伝いの柴田さんとかもいないし……

まぁ、あと言うならば、除霊をしても手応えがないというシーンが新版では結構続きますよね。
あの事態がなかなか好転しない、焦らされている感覚が怖い。

礼美ちゃんがホテルに逃げたけどみつかってしまった描写とか、東京名古屋程度の距離だと霊はついてきているとかいう話。礼美ちゃんを救う手立てがみつからなくて逃げ道も塞がれている、人間関係もよりぎくしゃくしていく。じわじわくる怖さ。

悪霊シリーズ時代はどうだったんだろうか。やはり中古でもいいから探して読んだほうがいい気がしてきた。

 

次、『乙女ノ祈リ』。

教師が過剰に笠井さんや沢口さんを過剰に責めた理由、それが漫画版だと明らかにされていないんですよね。そもそも沢口さん漫画だといない。沢口さんは新版のみなのか……?

この巻で登場するタカや笠井さん、麻衣のやりとりが好きなんですよね。癒やされる。

『乙女ノ祈リ』は癒やされる部分もありつつ、私にとってのベスト・オブ・怖いシーンもあるんだな。

小説だけで読んでいたときはそんなに怖さは感じていなかった。漫画版がもう、怖い。
GHの中だと『血塗られた迷宮』が一番怖いという話をよく聞く。
わかる。確かに怖いと思う。
でも私は漫画版だと乙女ノ祈リの、あのシーン。マンホールから落ちた後、ナルを狙う女の悪霊が現れるシーンが一番怖い。

薄暗い穴の中、そこだけ生々しいほどの生気を湛えた眼 。現れた口許にはなにか太い棒を咥えていた。木製の、長さにして三十センチくらいの棒だ。まるで縦笛にでも咥えているように。  *1

 一部分だけ引用させていただいた。このくだり、文章で読んでもまぁまぁ怖かったのだが、桁違いで漫画版が恐ろしかった。
あの、女が何を口から出そうとしているのか、ゆっくりとみせられている感覚が、間のとり方が恐怖心を煽ってくる。コミカライズがいなだ詩穂さんで良かったとも同時に思ったが、今読んでも普通に怖い。血塗られた迷宮は小説のほうが恐怖感が強かったが、乙女ノ祈リに関しては漫画版のほうが私は怖い。
魅力的に描かれているのは麻衣たちメインキャストだけではなく、悪霊とか皆なんですねハハハ。

いやー本当ありがとうございますとしか言えない。

 

 旧校舎怪談ではホラーと思わせた推理モノでなーんだそういうことか、と思わせ

人形の檻でその前作の理屈をぶっ飛ばし、洋館、人形、ポルターガイスト現象と西洋ホラーっぽい要素をもってきて

乙女ノ祈リでは超能力と厭魅と人によって引き起こされた事件

毎回違って読者としてはハラハラさせられっぱなしだった。

いやぁ楽しい。

初読の時の感覚は、どうしても一度きりになってしまうことがほとんどなのは仕方ない。

ただできることなら記憶を消してもう一度はじめから読みたい!!!です!!!!!

2回めだからこそできる楽しみ方もあるんだけど。あーーーこれはあの伏線だなーーーとかわかるのも楽しいし。でもやはり記憶を消して読みたい。初めては1回きりなので、皆さん大事にしてほしいな。個人の自由だけど。

 

自分でも読み直せない程度のめちゃくちゃな文章だろうけど読後の感情はだいぶ発散できた気がするので、私はこれから安原少年登場回を読んでこようと思います。

安原少年とぼーさんのかけあい好きなんですわ。

麻衣とみんなのやり取りも愛おしい。

SPRの物語をもっと読みたいです。

十二国記の新作も楽しみにしています。

 

よし、『死霊遊戯』読も。

例のごとく新版ゴーストハントの装丁・表紙も推しポイントいっぱいあるのでいつか記録したい。

 

では。